ILC Asia WG4 第5回ミーティングメモ

10月27日10:00
3号館4階会議室

(1) Synchrotron radiation profile (黒田)
     http://lcdev.kek.jp/~yokoya/Kuroda-Oct27-04-Synchrotron-Profile.doc
       *  相手側の QD0 に SR が当たらないためのマスクサイズは
          3.7 sigma_x / 19.0 sigma_y と見積もられた。
       *  しかしながら、sextupole における非線形の取り扱いがおかしい可能性有り。
          ILC-WS 終了後にチェックする。

(2) ATF2/optics (黒田)
     GLC/NLC と ATF2 におけるパラメータの比較
     http://lcdev.kek.jp/~yokoya/Kuroda-FFmeeting2004_10_27.doc
       *  ILC, TESLA のパラメータが入手できなかったので、GLC/NLC との比較
       *  ATF2, GLC/NLC 共に、chromaticity 自身の大きさは同じオーダーである。
          QDでの垂直方向の local chromaticity の大きさは、
          ATF2とGLC/NLCで、それぞれ-26,000と-57,000であり、
          直前のSFでの補正はともに10%程度である。
       *  IPでのchromaticityのデザイン値は、ATF2とGLC/NLCで、それぞれ170と3で、
          前者の方が数10倍大きい。しかしながら、IPでのビームサイズへの寄与は小さい。
        したがって、
       *  ATF2 は、local correction を実証する場として有効。
       *  振動に対する tolerance は ATF2 と GLC/NLC でほぼ同じ。
          示されたテーブルでは、ATF2とGLC/NLCはビームサイズの10%と50%の増大に相当する
          許容値が比較されているので、次回は、ともにビームサイズの10%のものを比較する。
          また、ATF2 opticsはlocal correctionのもの(xy correction)を比較すること。
       *  TESLAグループに、cold machineの場合の許容値を要求すること。
       *  マグネットの強さや位置に対する tolerance が compatible か、
          系統的に調べる
       *  次回にはILC workshopでMike Woodsに渡すトラペンの原稿を数枚程度用意する。

(3) ATF2/BPM (田内)
     ATF2 ビームを使って何をするか?
      
http://acfahep.kek.jp/subg/ir/minutes/transparency/d041027/tauchi.atf2.pdf

       *  現在 ATF で実証試験を進めている nono-BPM と Shintake-monitor を IP に設置
       *  ATF2では、compact FF opticsの実証とともに、
          IPでのビーム軌道の安定性をナメータレベルで達成することを目指す。
       *  optional facilityとしてphoton linear colliderのためのlaser facilityを併設し、
          laserとATF2ビームの衝突試験を行うことも検討対象としている。
       *  IPでのビーム軌道安定性を達成するために final doublet 用のアクティヴムーバを
          設置し final doublet の位置を安定化する。
       *  IPに置かれるNano-BPM(空洞型BPM)の振動を床を基準としてレーザー干渉計でモニターする。
       *  ビームサイズとビーム軌道位置の同時測定のため、Shintake monitorはIPに設置され、
          Nano-BPMはIPより数10cm程度離れたところに置かれる。このとき、Nano-BPMでの
          ビームサイズはumオーダーとなるが、軌道中心は十分な精度で測定できる。
       *  Shintake monitorの分解能は60nm程度と考えられている。
          ATF2での40nmのサイズを測定するためにはレーザーの高調波を使用するなどの改良が必要。
       *  ATF2 レイアウト案を提示。XTF の将来計画との整合性を確認すること
       *  ナノメータレベルの分解能を有するNano-BPMのダイナミックレンジは
          2-3um(フルレンジ)であるので、ATF2でのビーム軌道はこれ以下にしなければならない。
          現在のATFの取り出しラインでの安定性(垂直成分)は±5um(rms)である。
          この安定性がATF2でどのように影響するかを検討しなければならない(黒田氏)。
          また、最終目標であるIPでのナノメータレベルのビーム軌道安定性のためには、
          ATF取り出しラインでのビーム安定性がどれくらい必要かの検討も必要(黒田氏)。

(4) ATFビームラインにおける床傾斜測定 (増澤)
     2.5days のデータを示した
       *  ATF/DR の床に傾斜計を設置し、10/22 21:30 から測定を開始
       *  センサーの初期ドリフトを除けば、日較差は 1 micro rad 以下
          (ちなみに、筑波実験室B4フロアでは 4 micro rad 程度)
       *  地震後も傾斜は元に戻る
       *  傾斜に限って考えれば、ATF/DR の床は ATF2 建設に適している
       *  11/1 まで引き続き測定
       *  ATF2 建設予定地に於いても測定する。

(5) ILC-WS program
     現状を佐貫が説明
       *  10/26 17:00 に convener から講演予定者にメールが回った。
          (convener のミスで、三原さんへの連絡が1日遅れた)
       *  gamma-gamma については高橋さんが話す方向で進みつつある(高橋)

  日本の取り組み方
       * test beam (ATF2) を強力に推したい。
         現状では、その意義が不明確なので、緊急に進める。


次回
 11月2日(火)10:00 (水曜日は文化の日のため、火曜日に変更します)
 3号館4階会議室

(1) ILC-WS用に用意するスライド(黒田・田内・高橋・三原)